享年71歳。今月16日には、主演映画「大鹿村騒動記」(阪本順治監督)が公開されたばかりだった
アウトローの役者として最後まで現役にこだわり、再びカメラの前に立つことを願って闘病を続けていたが、その思いは、ついえてしまった。
突然の悲報を受け、東京・渋谷区の原田さんの自宅には女優の桃井かおり(60)、大楠道代(65)、俳優の柄本明(62)、石橋蓮司、佐藤浩市(50)、荒戸源次郎監督(64)ら映画仲間約50人が弔問。原田さんの遺体を囲んで深夜まで別れの杯を酌み交わした。
遺体の枕元には、映画「竜馬暗殺」の時の特大写真が飾られた。酒を愛した原田さんをしのび、自宅にはビールや焼酎、日本酒など大量の酒が持ち込まれ、弔問客らは「(原田さんは)まだここにいるから、笑いながら楽しい話をして送りだそう」と献杯した。原田さんが愛したブルースの曲が流れる中、にぎやかに思い出話に花を咲かせた。酔った勢いで顔にキスしようとして止められる人もいた。章代夫人や長男の喧太らも気丈に務めていたという。
「向こうには勝(新太郎)さんや(松田)優作がいますから一緒に映画を作って待っててください。僕もそのうち行きますから」。最後の別れを惜しむように、酒盛りは深夜まで続いた。
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